訪問ありがとうございます。KOJIRASE LIFE管理人のこじらせ店長です。
あなたは、過去に”生きづらさ“を感じたことはありませんか?
・周りの友達とうまくいかずに孤立
・不登校経験
・人間関係での疲弊
・発達障害
・うつや精神病
・社会人として周りに順応できない
人間関係がうまくいかない。周囲と違うことで変にみられる。
それはすべて”生きづらさ“に直結します。
小学校~大学時代を振り返る
僕の人生を振り返ってみると、うまくいかなかったことが多い印象です。
小学校時代は毎日楽しく、何事にも前向きで友達もめちゃくちゃ沢山いた記憶があります。
何をやるにしても目立ちたがり屋で、ちょっかいが大好きで、とにかく好奇心旺盛な男の子でした。
中学校時代ではそのお調子者さが仇となり、部活内でイジメられるようになりました。
そこから不登校になり、対人関係をこじらせ外に出られなくなりました。
電車にも乗れず、人に会うこともできなくて、家のベランダには同級生がいると本気で思
い、怯えていました。
それでも、中学1年生までは明るく活発な中学生だったので、周りからは
“あの”こじらせ店長が不登校とかありえない!
なんであんな元気だったのに急に学校来なくなったの?
といろいろ言われました。
一番びっくりしていたのは母親でしたね。
不登校になってから6か月。精神状態が安定して来た僕は、
別室登校で徐々に教室に行く回数を増やし、不登校から立ち直りました。
学校に再び戻ったのは、普通の高校に通うためです。
欠席日数の関係で、あと1日でも休んだら進学できないといわれ、
気合いで不登校から復帰したという感じですね。
その後は、晴れて普通の高校進学。
高校時代では、文系のチャラさが嫌だという理由で、数学ができないのに理系に進学。
授業の面白さが全く分からず、赤点まみれになりつつ部活を続けていました。
しかし、部活を2回も辞める。
大学時代にバイトができる状況だったので、接客業のバイトを始めました。
しかし、接客業の仕事は全て中途半端で続かない。
結果的に6回も接客業を辞めていました。
思い返してみると、中学・高校・大学時代。どの時代を振り返っても人間関係をこじらせては悩み続けているような人生。
就職前に発覚した発達障害
大学卒業間近に、「流石にこれはおかしい」と思い心療内科に通院。
今までのことを院長に話し、2時間余りの検査を受けたところ、僕に一つの障害があることが発覚したのです。
自閉症スペクトラム障害(ASD)という先天性の発達障害です。
症状としては、
・社会性の障害
・コミュニケーションの障害
・想像力の障害
主にこの3つが苦手です。一言で言えば「人とコミュニケーションをとる事が苦手」という
感じですかね。
この診断を受けてショックを受けましたが、同時に今まで自分がうまくいかなかった原因がハッキリと分かりました。
・人と話すときに極度な緊張状態になる
・相手とどうやって話せばいいのか分からない
・距離の詰め方が分からない
・自分の表情の出し方、喋るタイミング等すべてを考える
人と話す際に上記のようなことを常に考えながら話しています。
その為、人と話せば話すほど疲れてしまう体質に。
小さいころから、他の人はどうしてそんなに人間関係を自然に築くことができるのか
不思議で不思議でしょうがなかったのです。
しかし、今回の診断を通して、やっとコミュニケーションに無意識に苦手意識を持っている原因が分かりました。
なぜなら、ASDの特性が深く関わっていたからです。
小学生時代はうまくいっていて、中学時代で不登校になったのも、
思春期ならではの人との関り方に一人だけついていけなかったからでしょう。
そんな状態にもかかわらず新卒として初の仕事は、コミュニケーションや臨機応変な対応が求められるホテル業に就くことに。
人生の中でいちばん転落した22歳。
ホテル業に就いたときは、発達障害診断を受けて謎の自信が芽生えていました。
「今度こそはやってやる。今までとは違う自分になる。」
そんな気持ちでホテルマンとして働き始めました。
しかし、ホテル業は接客業の中でも特にコミュニケーションが重視される環境。
常に周りと連携して仕事に取り組まなければいけません。
・苦手分野のマルチタスクをさばく能力
・適度に先輩や周りの仲間とコミュニケーションを取る力
・相手の言っていることをすぐに理解して対応する力
ASDの特性上苦手なことが多すぎてホテル業の仕事はかなり苦戦。
- フロントではお客さんの要望をうまく理解できず、
「日本語話せるやつを立たせろ」と言われ、 - 駐車場案内の電話をかけ忘れたことが理由で、怒りの説教を上司含めて3人で
お客様の居室で3時間受け - 職場仲間から何度指示を受けても、仕事内容が想像できずにミスを連発しました。
毎日メモを振り返るものの失敗は続き、その失敗から生まれたプレッシャーに
押しつぶされそうになり、気が付いたら完全に精神を病んでいました。
次第には、どうやったらこの仕事を辞められるか。どうすれば仕事中に死ねるかなどをずっと考えている状態に。
最終的には体が動かなくなり、上司に発達障害を泣きながらカミングアウトし、そのまま会社に行かなくなりました。
後の祭りですが、発達障害であることを上司に報告(オープン就労)していれば、少しは
結果が変わっていたのかもしれません。
人生をやり直すと決めて動いた10月。
酷い鬱になり、ベッドから起き上がることができない生活が2週間ほど続きましたが、
今までの数々の挫折のおかげで、立ち直るスピードだけは徐々に上がっていました。
ふとした瞬間に、「このままじゃいけなくね?」と気づき、吹っ切れて行動に移ります。
溜まっていた貯金で
・大阪一人旅
・一人でヒッチハイク
・高知の限界集落移住
・起業塾コンサル
・Barに行ってみる
・イベンターを経験する
など自分が出来そうな限り動いてみました。
Gucha2cafeでイベンター兼店長として店頭に立つ
がむしゃらに動き続けた結果
ヒッチハイクで出会った人から栄の旅Barを知る
旅Barで出会った人→デカフェというイベント型カフェを知る
デカフェでイベンターをすることに→Gucha2の店長の話が来る
人の出会いが連鎖し、様々な人と出会いいろんな経験を積むことができました。
そして最終的に、今やっているカフェGuchacafeに辿り着きます。またもや、接客業です。
Gucha2cafeに5か月間立つことができた。
元々デカフェという場所で数か月間イベンターをやっていたことから、
Gucha2cafeでイベント兼店長という立ち位置でやってみないかという話が来ます。
何事もやってみないと分からないと思ったので、二つ返事で引き受けました。
4/28のGWからの営業から始めたので、今月9月まで約5か月間ほど続けることが
できました。
3か月間を振り返った記事はこちら↓
https://kojirasetencho.com/entry/gucha_sankagetu
正直、人嫌いは直っているわけではなく、辛いことや・キツいこと
葛藤することもありましたが、何とかやり遂げることができました。
その理由としては、信頼できる仲間に囲まれてたからです。
僕がこうやってお店でイベンターをやることができてるのは、オンラインサロンに加入し、メンバーとして”店でイベントをする”という権利があるから。
同じように店を盛り上げるために加入しているサロンメンバーが、
今年の1月から9月まで、ずっと支え続けてくれました。
どれだけ辛いことがあっても、サロンメンバーのおかげで折れずに続けることができたのです。
接客業が苦手な自分がカフェに立って感じた事
僕が5か月間お店に立ち続けてみて、一番に感じた事。
それは、“環境や関わる人で生きづらさは軽減できる”ということです。
人間関係の苦手意識を直すために、過去に何回も接客業を辞めては始めていた
過去の自分には、自分を認めてくれる仲間がいなかった。
しかし、今は違います。
・一人の人間として認めてくれる
・決して否定はされない
・助けてくれる人がいる
・発達障害に理解を示してくれる人がいる
・やる気を出させてくれる人がいる
・的確なアドバイスをしてくれる人がいる
今まで関わってきた環境の中で、発達障害である自分を尊重し、受け入れてくれる仲間や環境のおかげで、僕はここまで折れずに頑張れたのです。
生きづらさを抱える人が一番に確認すべき点は、”自分を受け入れてくれる環境に身を置けているか”ということにカフェ店長になって気づくことができたのです。
ここで僕は思いました。
Gucha2cafeを通して発達障害やマイノリティなど様々な生きづらさを抱えている人たちが気軽に来れる環境づくりをしていきたい。
ブログやTwitterの情報発信で、少しでも生きづらさが軽減されるような情報を発信していきたい。
リアル(Gucha2cafe)とネット(Twitter・ブログ)で、少しでも過去の自分みたいな人を救えればいいなと思っています。
主に発信していく内容
主に発信していく内容は以下の通り。
・仕事でうまくいかない人
・社会不適合者だと思っている人
・ASDなどの発達障害当事者
・何かしらの生きづらさを抱えている人
・どうにかして自分を変えたいと思っている人
・発達障害当事者が頑張っている姿を見たい人
少しでも辛い現状を打破するためのきっかけとなるような情報発信を意識していこうと
思っています。
▽初めての方におすすめの記事10選はこちら。
最初の四記事はカフェを始める前とから始めて5か月までの総集編です!
https://kojirasetencho.com/entry/toujisyakai
https://kojirasetencho.com/entry/kafehajimeru
https://kojirasetencho.com/entry/gucha2toha
https://kojirasetencho.com/entry/gucha_sankagetu
ブログを50日継続し計100記事書いた方法も少しまとめてます。
https://kojirasetencho.com/entry/100kiji_kotu
https://kojirasetencho.com/entry/situyori_ryo
発達障害の生きづらさについて考察した記事
https://kojirasetencho.com/entry/ikidurasa_kaisyou
https://kojirasetencho.com/entry/minority_ibasyo
息抜き記事としてどうぞ!
https://kojirasetencho.com/entry/kanojodekinai_bunseki
https://kojirasetencho.com/entry/sunakku_mama