発達障害

名古屋の発達障害当事者会に参加した結果、自分も啓発Barを立ち上げたいと思った話。

こんにちは!花見で桜を見た時間は5分。Ruby(@TasogareRuby)です!

今回は、一昨日参加した発達障害当事者会についての感想と、参加後の僕の心境の変化について書いていきたいと思います。

ちなみに、当事者会の後は美味しいラーメンを食べました。(※飯テロ注意!)

 

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初めて名古屋の当事者会に参加しました

  

 

行こうと思ったのはこのツイートがタイムラインに流れてきたのがきっかけです。

元々自分で交流会を開きたいと思っていたのですあが、なかなか踏み出せず。

そんな中このツイートが流れてきて、「行動力凄いな!」「どんな感じなんだろ。まずは参加してみよ。」と思い、参加しました。

 発達障害カフェには1回だけ行ったことがあるんだけど、当事者会に行ったことはなかったので、割と楽しみでした。

 

参加者は女性2人、男性5人だったかな。ADHDの方や、僕と同じASDの方、ASDとADHD併発型?の方もいました。

自己紹介の時点でどんな障害を持っているか各自発表し、その後は当事者が関わっているだろう、薬・障碍者手帳・医療費が軽減される自立支援医療制度について等、様々な話をしました。

薬だとコンサータとかストラテラの話。ADHDに効く薬で、どっちが服用しやすいか。終わった後に気分が沈みやすいとか。

障碍者手帳は地下鉄や美術館博物館などが安くなるだとか。

自立支援医療制度は愛知県でも市によって負担額がかなり変わってくるとか、東京だともうちょっと負担額が減るだとか。そんな話をしていました。

自分は薬も手帳も自立支援医療も受けていないんですが、どうするか考えている時期もありました。こういった場所だと障害にかかわる情報交換もできるので、とても参考になります。

 

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当事者同士が関われる場所作りはとっても大事

今回の当事者会を終えて一番思ったのが、当事者同士が関われる場所作りの大切さです。

発達障害に関する話は、基本的に他人に話しにくい傾向があります。

 

一つ目に、どうしても当事者でしか分からない辛さがあるから。

二つ目に、見えない障害故に共感してもらえないから。

三つ目に、偏見の目で見られることが多いから。

 

やっぱり病気を持っている人にしか病気の辛さは分からないし、見えない部分(脳の欠陥)なので、他人に話しても共感してもらえない事が多いです。

例えどれだけ真剣に話したとしても、「でもお前普通じゃん」、「他にもそういう人いるよ」、「俺もそういうところあるし」と言われた方も多いのではないでしょうか。

普段から生き辛さを感じ、その生き辛さを自分で抱え込む人はたくさんいると思います。自分が経験したから分かるのですが、抱え込みすぎると二次障害になってしまうんですよね。

そうならない為にも今回の当事者会みたいに、当事者同士が関われる場所作りが大切だなと思ったんです。

やっぱり同じ当事者同士で話すと気が楽ですし、気分転換にもなります。

他にも、上記で書いたように薬や手帳や自立支援制度等。あまり他の人に聞けないことも、ネットではなくリアルの声で情報交換できるのが利点です。

また、障害の特性について自分はこういう風に対処している!考えている!と話すことで、他の当事者が自分の特性に対してより理解出来たり、うまくこの世の中を生きるヒントを見つけるきっかけにも繋がるのでは?と感じました。

だから、思い悩んでいる人はちょっと勇気を出して発達交流会に参加してみてほしい。

結構気が楽になると思うし、得られるものも多いと思うから。

 

名古屋でも発達障害の情報交換が出来る場所が増えている

ちなみに、今回この交流会を主催してくれたほっしーさんは、今回当事者会を開いた旅Barの昼時間を使って、発達障害当事者の方が集まれるような場所を作っていくらしいっす。素晴らしい。

 他にも、八事にある当事者向けカフェ「Co-Necco」や、つい最近烏森(八田の近く?)にオープンした当事者向けシェアハウス等もあるようです。

 

Co-Neccoは一回だけ行ったことがあります。↓
kojirasetencho.com

 

当事者向けシェアハウスはギークハウスとも呼ぶらしい。

ギークハウスプロジェクトとは「単なるシェアハウスではなく、趣味や話題が合うギークが集まって共同生活をしたら楽しいんじゃないか」というコンセプトで、2008年夏にスタートしたシェアハウスの企画です。

 

元々ギークハウスの「ギーク」という言葉は、「プログラミングやパソコン技術に詳しい技術オタク」のことを指すらしい。

ただ、最近はギークという言葉の定義範囲が広くなり、趣味や話題が合う人=ギーク となっている。

ここでいう趣味や話題が合う人とは当事者同士のことであり、

発達障害当事者向けシェアハウス=当事者の集まり=ギークハウスなのだろう。

 

ギークハウスの取り組み自体はすごく面白いと思うのだが、統率できる誰かがいないと凄いことになりそうだなとも感じている。

ただ、このように当事者が関われる場所が多くなればなるほど、啓発にも積んがると思うし、1人でも多くの当事者が救われると思うのでどんどん広まっていってほしい。

 

自分も「発達障害啓発Bar」を開催してみたい

そして、僕自身も発達障害啓発活動の一環として発達障害啓発Barをやってみたい気持ちが出てきた。

理由としては何点かある。

 

  • 当事者でしか分からないことを共有できる。悩みを聞きたい。
  • 発達障害を知ってもらういい機会になる。
  • 共有→共感→どう活かすか、どうしたら生きやすくなるかの議論がしたい。
  • 単純にBarをやってみたいから。
  • Barだと深い話をゆっくりできそうだから。

 

と、いかにも今浮かんだような理由である。実際に今さっき浮かんだばかり。

いつも頭でっかちだから行動しないとと思い、ちょっとでも興味があるからやってみようっていう感じ。

ただ、あくまでも愚痴や不満を言い合うってよりかは、どう次に繋げることができるかという部分に重きを置いていきたい。

発達障害って、健常者よりも能力的にばらつきがあると思うんだけど、その凸の部分を極めたら絶対うまくいくと思うんだよね。

だから僕は、現状に悲観するのではく次に活かしてていくか。未来について当事者と話したいなと思っている。

お互いに話し合って特性理解を深めていけば、うまく生きるためのヒントが見つかるかもしれないから。

今までよりも一歩、二歩でも先に進めれるような場所に出来たらいいな~なんて思っている。

ということで、当事者会を終えて、自分でも近いうちに発達障害啓発Barを不定期で開催したいなって話でした。