発達障害を持っていると、何かと生きづらさを感じる。
些細なミスが多かったり、コミュニケーション不足で人間関係がこじれやすかったり…。
自分に本当に向いている仕事ってなんだろうなぁ。
今回は、そんな悩みに答えます。
ぼくも発達障害当事者(アスペルガー症候群)で、生きづらさを感じる場面が多々あります。
そんな中、どうしたらいいか模索していたところ、
解決の糸口が見えたので、記事を書いています。
今となっては、前よりもストレスを感じなくなりましたし、
考え方や行動の仕方で、かなり生きやすくなりますよ。
発達障害当事者は、自分の特性に合った職場を見つける。
まずは自分の特性上、何が得意で何が不得意なのか把握しましょう。
特性上どれだけ頑張っても、無理なことは無理ですからね。
できないことを努力でカバーすることができるのが理想ですが、
どうしてもできないことは、割り切ることも必要です。
そして、自分の弱みをできるだけ避けれるような仕事を探しましょう。
発達障害でも強みを発揮している人は多くいますが、
そういう人たちは、自分が弱いところで戦っていません。
- アスペルガー当事者なら接客業
- ADHD当事者なら細かいチェックがある仕事
などです。
自分が不得意だなと思う仕事内容はできるだけ避けるようにしましょう。
自己理解に関しては、無料でできるグッドポイント診断がオススメです。
発達障害(アスペルガー)を強みにするために
それでも、会社に合わない場合もあります。
特に、アスペルガー症候群当事者は苦労することがあるかもしれません。
なぜなら、どのような仕事でも、人と接することは避けられないからです。
コミュニケーションの部分で不安なアスペルガー症候群当事者は、
集団で行動する「会社」には向いていないかもしれません。
幸い、最近では働き方が多様化し、社会に適応して働くことだけが全てではない時代になりつつあります。
この時代だからこそ、うまく立ち回れば発達障害を強みにすることは可能です。
そのためには、ある程度の手順を踏む必要があります。
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居場所
-
スキル
-
仲間
この3つを抑えれば、強みを発揮しやすくなります。
自分にあった居場所を見つける
会社だと、どうしても生きづらさを感じてしまいます。
だったら、自分が楽に入れる場所にいればいいということで、
少しでも居心地がいい場所に身を置きましょう。
ここでいう居心地のいい場所というのは、
- 素の自分でいれる場所
- 障害に理解ある人が多くいる場所
です。
どちらも大事ですが、特に二つ目の障害に理解ある人が多くいる場所というのは重要で、
周りがそういう人ばかりだと、とても安心できますし
無駄に同調して、消耗することがないのでオススメです。
日々会社で、できないことに関して言われると自分の欠点に目を向けがちです。
ただ、理解ある人たちの環境の中にいれば、
「できないことはしょうがない、できることをやろう」
という気分になるので、自然と強みに目が向きますよ。
ただ、そんな場所なんて簡単に見つかるわけないだろう
と思う方もいるかもしれませんが安心してください。
宣伝になってしまいますが、私が店長をやっている体験型カフェGucha2には、多くの当事者の方やマイノリティーな方が来られます。
ぼく自身も当事者ですし、発達障害の話はオーナーやメンバーにも話しているので理解のある人ばかりです。
ぼくのTwitterを見てふらっと来てくれる方も多く、
初めての方も入りやすい雰囲気なので、ぜひ遊びに来てください。
【名古屋×発達障害×カフェ?】とにかくゆるい体験型カフェ「Gucha2cafe」とは? – るびろぐ。
スキルを身につける
アスペルガー症候群の特性として、
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曖昧な指示が理解できない
-
社会性の低さ
-
こだわりの強さ
などが挙げられます。
会社では足かせになってしまいますが、この特性を逆手に活かせば、
大きく能力を伸ばせる可能性があります。
例えば、曖昧な指示がわからなくてもルールやマニュアルがあれば理解できるアスペルガー症候群の人には、プログラミングがオススメです。
プログラミングですと、決まったコードを書けばその通りに動いてくれるので、プログラム言語さえ覚えてしまえばプログラムを動かすことができます。
細かい部分に気づいたり、ほかの人が面倒に思いがちな工程も抜け漏れなく行う特徴を持っている人が多いアスペルガー症候群の人にとって、プログラミングは適職であるといえるでしょう。
最近ではプログラミングスクールなども増えて来て、
1対1で指導してくれるところも多いです
スクール自体は値が張るかもしれませんが、 IT系の仕事は案件の単価も高く、スクール費用も回収しやすいです。
ちなみに、TECH ACADEMYだとプログラミングを無料で体験出来ちゃいます。
今後IT業界は伸びていくので、習得しておいて損はないスキルでしょう。
発達障害の当事者会などで仲間を見つける
最後に、当事者の仲間を見つけましょう。
仲間を見つけることで、
- 困りごとの不安解消
- 障害に関しての情報交換
- 何よりも心強い
などのメリットがあります。
一人だと孤立して生きづらさを感じてしまう場合でも、
仲間がいればだいぶ不安を解消できますよ。
僕の住んでいる名古屋では発達障害の方が集まれるようなスペースが増えています。
まずは、行きやすそうなところにふらーと入ってみて
当事者の人と話みるといいかもしれません。
オススメの場所だと、
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栄の旅Bar(発達障害当事者会開催)
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烏森のイベントバーエデン (当事者の方がお店をやっている)
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八事の発達障害カフェCo-Necco(行ってみました)
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西区のGucha2
などです。
どこも入りやすい場所なので、まずは情報交換を目的に行ってみるといいかもしれません。
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