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仕事が辛い?辞めたい?うつ病経験者が新社会人に伝えたいメッセージ。

こんにちは!すっかり春なのに、裏起毛ズボンを穿いているRuby(@TasogareRuby)です!なかなか暑いよ!!

そういえば、4月ですね。この季節は新しい生活の始まりで結構大変な時期でもあると思う。

今回は、新社会人に向けて伝えたいメッセージが1つだけあったから、実体験を踏まえて伝えることにしたよ!

前半はかなり重い内容だけど、メッセージを伝えるためには必要な部分だから読んでほしい。

 

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限界まで頑張り、精神を病んで辞めた会社員時代。

 

早速自分語りしちゃうのですが、半年前まで僕は会社員でした。

接客業が大好きで頑張って就職活動をして、念願だったホテル業に勤務。

内定をもらった当初は、嬉しくて仕方がなく、やっと理想のホテルマンに自分もなれた!と思ったものの、イメージとは裏腹に激務な仕事でした。

基本的にはフロントでチェックインをしていたのですが、夕方になるとどんどん混み合い一つの列に3人並んでいることもしばしば。

ビジネスホテルということで、基本的に疲れてイライラしているお客さんしかいなかったので、いかに早くチェックインするかが勝負だったんですよね。

ただ、早くチェックインすればいいってもんじゃなかった。

チェックイン時に予定の変更を申し出てくる人や、部屋タイプを変えてほしいという人。駐車券を忘れた人の対応、朝食券の追加やインバウンド(外国人)への対応等。

それに加えて、常に宿泊している人やこれから宿泊予定の人の電話は鳴りやまない。

 

朝食券が付いていなかったよ!

ドライヤーってどこに置いてあるの?

駐車場って今空いてる?

今○○って場所に車停めているんだけどおたくのホテルどこ?

 

臨機応変とマルチタスクのオンパレードな職場でした。

このような作業は僕の特性上一番向いていないとは分かっていたのですが、気合いで何とか乗り越えることができるだろうと安易な考えで就職した罰が当たりました。

 

思ってたのと違いすぎるよ。と愚痴りながらも業務に励んでいると、2か月後からはほぼすべてのシフトが夜勤になりました。

 

夜22時から出勤して翌朝8時に退勤。

夕方17時に出勤して翌朝11時に退勤。

 

そのような日々を送っていました。

酷いときは、お客様の部屋から浸水して1フロアが水没した時の処置に時間がかかり、

なんだかんだ24時間勤務していた時もありました。

その頃から仕事に対するモチベーションは低下し、ミスも以前よりも増えました。

その結果、対面でお客さんに「日本語話せないんだったらここに立つんじゃねえ」と罵倒されたこともあったし、道案内の電話をかけ忘れお客様の部屋に上司ともども呼び出されて2時間説教を受けたり、外国人に「F〇CK YOU」と言われながらモノを投げられたこともありました。

 

このあたりから、自信というか、自己肯定感を完璧に失いつつあり、どうやってこの現実から目を背けることができるかだけを考え始めていました。

 

事務所でどうやって倒れれば救急車が来るかな。

どういう言い訳をすれば会社に行かずに済むかな。

夜勤休憩中に飛び降りればすべてが楽なるかな。

 

そんなことを永遠に考え続けていました。

こうしてある日僕はベッドから起きられなくなっていました。

 

仕事に行かなくていい安堵感と正社員という肩書きを失う恐怖

ベッドから起きられなくなってからは、休職の願いだしをしました。

あまり覚えていないのですが、とりあえず二週間ずつ休職期間を取っていました。

ただ二週間ごとに、上職者から

まだ休むのか?いつから戻るのか?と毎回聞かれました。

そのやり取りが本当に嫌いで辛くて吐きそうだったのを今でも覚えています。

同時に、ここまで拒否反応を示している=かなり追い詰められていたんだなと気づくことができました。

そしてそれからは毎日鬱の状態。

ずっと無気力で気が付いたら泣いていたり。ご飯も一食食べるかどうか。

汚い話ですが、お風呂も3日ほど入らない日がありました。

勿論歯磨きも顔も洗わず、呆然と過ぎ去っていく時間に身を委ねたまま毎日を過ごしていました。

 

 常識というものを疑った

ここまで自分自身を追い詰めてしまったのも、正社員が絶対だという常識が自分の中に深くこびりついていたからだと思います。

 

正社員を辞めたらもう人生終わる。

正社員を辞めたら人からバカにされる

正社員を辞めたら次の仕事が見つからない

 

そんなことをずっと考えていたので、悩む→復職しようと考える→でも辞めたい。

このようなループを自分の頭の中でずっと回し続けていました。

 

そうこう考えているうちに、与えられた休職期間は終わりに近づき、最終判断を委ねられました。

 

そこでやっと、冷静に考えることができたのです。

 

そもそも、なんでこんなに苦しい思いをしないといけないんだ?

仕事辞めたら本当に終わりなのか?

仕事がすべてなのか?

これ以上無理して何か得られるものはあるのか?

 

 

このように、世間一般の常識を全て隅に追いやり、自分自身としっかり話し合った結果、仕事を続けるメリットが無いことに気づき退職しました。

 

 

kojirasetencho.com

 

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退職した直後は、これで自分は自由なんだと。もう辛い思いをする必要もないと。

自分自身に正直になってよかったなと思えた瞬間でした。

 

新社会人に伝えたいメッセージ

かなり重い話になってしまったけど、これが溜め込みすぎてしまった人間の末路なんです。

頑張ってしまう人っていうのは、完璧主義だったり生真面目な人が多い。多すぎる。

更には、人に迷惑かけていけないって考える人ばかりなので、気が付かないうちにかなりのモノを自分で溜め込んでしまう。

これから新しい生活が始まり、期待と不安でいっぱいだと思います。

そこで伝えたいメッセージがあるんだけど、仕事をしていく中で少しでもしんどくなってきたり、これっておかしいんじゃないか。みたいな自分の中の小さなSOS信号は敏感にキャッチするといい。

世の中の常識なんて自分の中の非常識なんだから。それが当たり前なんて考えてはいけない。じゃないと最悪僕みたいな末路を辿る。

仕事も大事だけど、一番大事なのは自分自身だよ。

 

おわりに

殆どが自分語りになってしまったけど、大切なことは1つだけ。「自分に正直になれ」ということ。周りが言う普通は普通じゃないケースなんてたくさんある。

常識を疑ってかかることが一番大事。溜め込みすぎると自分のようなことになるから。

無理をしずに頑張ってほしい。