こんにちは、Ruby(@TasogareRuby)です!
今回は障害支援センターに行ったことが無い方。興味はあるけどどんな場所か分からない!!そんな方のために、2か月通所経験のある私が記事を書いていきたいと思います♪

障害支援センターとはどういうところか
私が行っていた障害支援センターは主に精神障害、発達障害の人を対象にしたものでした。8割くらいが精神障害だったと思います。以前は企業で働いていたけど、上司からのパワハラなどで精神を病んでしまった方等が多かったです。他には自分を含む発達障害の方も見られました。学生時代のバイトや、正社員になってから周りの人よりも仕事に対する出来が悪かったり、人間関係を築くうえで息苦しさを感じ、仕事を辞めてしまった。気になって診断した結果発達障害で、一般企業でなく障碍者枠で働くために来ている方など。そういった方が次に進むため支援してくれる場所です。職業訓練とはちょっと違うかもしれない。
障害支援センターのイメージ
まだ行ったことが人は暗いイメージを持たれると思いますが、そんなこともなかったです。(僕が通所していた場所は)
オフィスも明るく、スタッフも一人一人と向き合ってくださる方が多かったので、結構心強いです。
また障害支援センターなので、普段は人に言えない悩み等も打ち明けやすい場だったと思います。
社会復帰のための様々なプログラムがある。
障害支援センターには様々なプログラムがあります。社会復帰の為に、企業に出す書類の作成・訂正、面接の練習、Wordでの文章作成など幅広いプログラムがあります。
自分一人でやれっていうわけでもなく、分からないことがあればすぐスタッフに聞けるので、一緒に作業をしていくというようなスタンスでした。
他には、参加者同士でコミュニケーションの練習をするためにグループワークを行ったりと、話し合う機会もありました。優しい就職活動をイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。
支援センターのメリット
ここまで書いて障害支援センターがどんな場所かは少しイメージできたと思います。
ここからは自分が2か月程通って思ったことを書いていきたいと思います。
自分のペースで通うことができる
通所すると決めたときは、個人個人とカウンセリングをし、本人がどのようなペースで通所したいか相談してから決める事ができます。
障害を持っている方は思い悩むことが多く、前日などに行けなくなってしまった。
という経験をしたことが多々あると思います。僕はかなりありました。
そういうときも前日連絡等で対処してくれました。
急に気分が落ち込んだりした時も休めるので無理をしずに、常に自分のペースで通うことができます。
インターンを挟むことがある
私が通っていた場所は就職までに一回インターンを挟むような方式でした。先ほど言ったように書類作成や面接の練習を行った後に、インターン(実際に何週間かその企業で働く)を1回挟むのでミスマッチを防ぐことができます。やはり最初思っていたイメージと実際に働いてからのイメージはかなり違うものが多ので、このように実際に働いてから決めるというのは、かなりありがたいと思います。
当事者同士の関わりが持てる
障害支援センターなので当たり前ですが当事者しかいません。スタッフで当事者の方もいるので相談しやすいです。
また他の人に聞けない悩みの共有や、今までどのように障害と向き合ってきたかなど、当事者同士でしかできない話ができました。
自分と同じ状況の人がいると安心しますし、相談することで心が晴れますよね。
心療内科・自立支援制度・障碍者手帳取得のサポート等がある
心療内科のおすすめだったり障害者手帳の取得のためのサポート、 自立支援制度の書類申請なども色々と教えてもらうことができます。
自立支援制度とは、精神疾患の方を対象にした医療費(治療費・投薬日)を軽減してくれる制度です。
障害支援センターに通うまではそのような制度があることも知らなかったし、申請の仕方も全く分からなかったのですが、当事者の方が生きやすいような制度についてもサポートしてくれました。
自分一人だとなかなか大変だったり、心療内科でも院長の相性が合わないかなど不安に思うこともあると思いますが、こういった支援センターのスタッフから勧められると安心できますね。

支援センターのデメリットとは
ただ、メリットだけではなくデメリットの部分もあるのが現実です。
自分が通所していて引っ掛かった部分も書いていきたいと思います。
障碍者枠で入る事があるので、偏見の目にあいやすいかも
デメリットといえば就職する企業は基本的に障害者枠で入るので、偏見の目に遭うことが可能性が否めないということです。やはり当事者から「この人は障害を持っているんだ」という意識を持たれると他とは違うように見られることもあるかもしれません。
発達障害等は外から見るとほとんど障害の有無がわからないので、理解されないことも多いです。ただ、セミオープン(上の人にだけ障害があることを伝える)という方法で就職することもできるので、その人その人によって手段を選べばいいと思います。
給料が安いことが多い
これもしょうがないといえばしょうがないかもしれません。やはり障害者が出来る仕事といえば簡単な仕事だったり誰でも出来る仕事のことが多いので必然的に給料は下がってしまいます。
自分が障碍者だという意識が強くなりがち
これが私の中の一番のデメリットだと思います。 先ほど当事者の方と関わることはメリットというように書きましたが、状況次第では自分は障害者なんだと言う気持ちが強くなってしまいより一層自信を失うこともあります。
自分が今後どうすればいいか話したかったとしても、暗い返答しか返ってこなかったり、あきらめの姿勢が強かったりすると、頑張ろうという気持ちが薄まってしまいますよね。
まとめ
今回は、自分が通所したことのある障害支援センターについて書いてみました。
こうやって書くと、全てのセンターが手厚いサポートで学びやすい空間だと思われるかもしれませんが、場所によって雰囲気がガラッと変わることも多いです。
なので興味がある場合は、まず足を運ぶことをお勧めします。
少しでも参考になれば嬉しいです(^^♪