発達障害

【当事者目線で語ります】発達障害との正しい向き合い方について

こんにちは、西区でイベントカフェの店長をやっているこじらせ店長です。

発達障害のせいで何もかもうまくいかない。

いつも障害のせいでミスをする。

 

周りの人が普通にできていることが自分にとっては難しい。
そんな状況で苦しんでいませんか?

 

発達障害のような目に見えない内部障害だと、どうしても周りから理解されないことが多く、悩みも相談することが難しいので一人で抱え込む人も少なくないと思います。

 

自分自身、発達障害当事者として理解して欲しくても理解されない。
なんとももどかしい経験を何度もしてきました。

 

発達障害は先天性のものなので、症状を軽減することはできても、
完全に治すことはできません。

 

そこで、必要になってくるのが自身の発達障害との向き合い方です。



僕たち当事が今ある障害と一緒に暮らしていくためには、
発達障害と向き合うしかないのです。

 

発達障害を受け入れることは難しいかもしれません。
しかし、この記事を読んでいる方は心の奥底ではそんな自分を受け入れたいという
欲求があるはずです。

 

今回は、当事者の自分が発達障害を向き合えるようになった方法を解説していきます。

発達障害と向き合うためにするべきこと



発達障害と向き合うには、以下の3点の順で克服していく必要があります。

 

・発達障害である自分を受け入れる
・特性上できないことは割り切る
・発達障害であることを一人で抱え込まない

詳しく解説していきます。

発達障害の自分を受け入れる

まずは、自分自身を受け入れてあげましょう。

 

発達障害を持っているから自分はダメだと考えるのではなく、
そんな自分も全部ひっくるめて自分だと認識しましょう。

 

「簡単に言われても、すぐに受け入れることなんてできないよ!」
そう思われる方もいると思います。

 

しかし、悲観していても残念ながら状況は変わりません。

 

だったら、そんな自分もひっくるめて受け入れてあげるしかないのです。

 

全肯定するのは難しいかもしれませんので、最初は

「こんな自分でもいっか。」

 

そのくらいの軽い気持ちから自分を受け入れていきましょう。
小さい一歩が大事です。

特性上できないことは割り切る

発達障害当事者は完璧主義や、真面目な人が多いです。
なぜなら、周りの”普通”に合わせて一生懸命同調しようとするからです。

 

普通はできないことなのに、社会で生き抜くために気を張って、
傷つきながらも行動するだけでもとてもすごいことなのです。

 

そんな挑戦した自分をまずは褒めてあげてください。

 

仮に出来なかったとしても、障害の特性上出来ないことであれば
「しょうがないか」と割り切ることも大事です。

 

障害の有無にかかわらず、自分の努力でどうにもならないことは、
割り切ったり、人に任せるようにしましょう。

 

適材適所、不得意部分は任せて、得意分野を伸ばしていくような生き方をすると
少し楽になれますよ。

発達障害であることを決して一人で抱え込まない

発達障害だとどうしても見えない障害ということで理解されにくいです。



それゆえに、友達や職場の人間関係などでもなかなか言い出せないですよね。
僕も最初は打ち明ける仲間がいなくてずっと一人で抱え込んでいました。

 

ただ、その状況だといずれは限界がきます。
人に吐き出せずに我慢している状況は長くは続かないからです。

 

特に職場で発達障害をカミングアウトしていない(クローズ就労)の場合は、
自分の限界が来る前に上司に相談するようにしましょう。

 

なぜなら、我慢が原因でうつなどの二次障害を引き起こす可能性もあるからです。

 

自分の場合、発達障害を隠したまま仕事をしていましたが最終的には肉体的・精神的に
限界がきてしまい、うつになりました。

 

そうなる前に、信頼できる友人や心療内科のカウンセリングや、会社の上職者にのみ相談
など、何らかの方法で相談する形をとりましょう。

 

一人で悩んでいても、いい方向には進みません。

発達障害と向き合うには、当事者に会いましょう

上記は主に内面から向き合う方法でしたが、外面から向き合う方法も有効です。

何をするかというと、実際に当事者に会いにいくこと。

 

僕が住んでいる愛知県では、

 

・マイノリティの人が集まりやすいカフェ
・発達障害者向けのギークハウス
・当事者会

など、かなり発達障害の人が情報交換できる場所が整っています。

 

一人で抱え込まずに、同じ仲間がたくさんいるところで話を聞いてもらうだけでも
スッキリしますし、悩みの解決方法から考え方・働き方など同じ目線で話すことができるのでオススメですよ。

 

ちなみに僕が店長をしている西区のGucha2cafeも、マイノリティが集まりやすいカフェをコンセプトにしています。

 

自分が当事者のため、店に関わる人が発達障害に関して理解がある人たちなので、
一緒にいても気が楽な環境ですよ。

https://kojirasetencho.com/entry/gucha2toha

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