音楽

DJ経験ゼロなのに5日の練習で野外フェスのDJブースに立った話。

こんにちは!仕事退職後ノリと勢いだけで生きているますたー(@TasogareRuby)です。

 

昨年10月にうつ病で仕事を退職してからは吹っ切れて、ヒッチハイク→高知県移住→イベント体験型カフェ店長といろんなことにノリと勢いでチャレンジしてきました。

 

ちなみに今現在は、イベント体験型カフェで店長をやりながら「旅をしながら生きる」

を目標にブログやプログラミングの勉強をしています。

 

といっても、そこで終わりではなく。

常に何かに挑戦したいなと思う僕は、また新しいことに挑戦してみました。

 

何に挑戦したかというと

 

DJ。

 

そうです。想像している通り、クラブやディスコのDJブースに立ってヘッドホンを耳に掲げながらノリノリで音楽をかけるアイツです。

 

dj

 

DJってカッコよくないですか?

 

  • フロアで音楽を響かせて観客を踊り狂わすことができる
  • 自分の聞かせたい音楽を爆音で流せる
  • とにかくモテそう

 

こんなイメージをずっと頭の中に思い描いていて、いつか自分もDJブースに立って

パリピを踊り狂わしたいなと思っていたんです。

 

ちゃんと叶えたい夢リストにも「DJブースに立つ」と書いてあります。

 

今回は、ノリと勢いでやってみることにした初野外フェスでのDJ経験までの

経緯を書いていきます。

 

 

事の始まりは、DJイベントから

そもそも事の始まりはとあるDJイベントからでした。

 

仲の良かった友人(40♂)と一緒にクラブイベントに行くことに。

その名もジャイコナイトナゴヤ=通称ジャイナゴ

 

普通のクラブイベントとはかなり仕様が違い、DJの前にパフォーマーという踊り手がいて、曲を書けながら一緒に踊ったり歌ったりするクラブイベント。

 

一般的なDJイベントとは全く違うDJイベントでした。

そんなDJイベントで周りの常連達の空気に圧倒されながらも、イベント終了後には自分もDJ側に立ちたいなーとふんわりと思っていたんですよね。

 

で、コミュ障の僕の為にお友達がDJさんに声かけてくださって

仲良くなった結果、「野外フェスにDJで出ない?」という話になったわけです。

 

その話を聞いた瞬間、

 

「DJになれるじゃん!やったね!」

 

ということで、即座に二つ返事でOKを出したのですが、

そういえばDJなんて触ったことなかったなって気が付きました。

 

DJ本番5日前にようやく練習を始める

DJ自体は興味があったので、機材だけ10月に購入したものがありましたが、

触ったのは数回だけ。

 

まぁ、当日何とかなるだろうな。という軽い気持ちで2週間ほど前まで何もしなかったのですが、日にちが近づくにつれ少し焦りが出始めます。

 

それでも何とかなると思っていた僕は、1週間に1回のペースでしか練習しませんでした。

 

そうこうしているうちに野外フェス5日前。

この日くらいにやっと現実味を帯びてきて気づいたのですが、

 

  • 今までに2曲しか繋げたことが無かった
  • そもそもセットリスト(セトリ)の作り方さえ知らなかった
  • 自分の出番はトップバッターで25分間もあった
  • かける音源さえ揃ってなかった

 

この状況にフェス5日前に気がつきました。

 

さらには、追い打ちをかけるように誘っていただいたDJの方から

「フェス会場は1年の中で1番人が来る日らしいよ」

 

との話を受けて呆然とする僕。

 

フェスでしょ?しかも野外でしょ?

野外でいちばん人が来る日にDJってことは観客は500人くらい?

その大衆の前でステージに立って観客湧かすの無理じゃない?

 

焦りがピークに達した僕は、この日から猛練習に励むことに。

 

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止まらないプレッシャー。下し続けるお腹。

それからは、計り知れないほどのプレッシャーに押しつぶされながらDJをお店で回し続けました。

 

セットリストさえ組んでいなかったので、まずはItunesにある曲から流したい曲を全てリストアップすることに。

 

組んでいる最中はめちゃくちゃ楽しかったし、

 

「これでフロアを沸かせれるぜ!」

 

と意気揚々にセトリを組みまくっていた僕。

ただ冷静にセトリを見直してみると、

誰が知ってんだよこの曲…。というような曲を詰め合わせたワガママセトリでした。

 

これじゃマズイと感じた僕は、誰でも分かるような曲にするためにもう一度セトリを組みなおすことに。

近くのツタヤで新しくCDを借りに行き、全て組みなおしました。

 

新しくセトリを組めたのはいいものの、今度はお腹が痛くて痛くてDJをやっている場合じゃない。

 

そういえば、僕は過敏性腸症候群(IBS)でした。

フェスに出るまで直前2日間で10回以上はお腹を下しましたね。もうお尻ユルユルです。

 

そしてフェス前日には、お店でDJの練習をしていたのですが、

お客さんが横にいるのに関わらず8時間以上やっていましたね。

 

その日に来てくれていたお客さんは「人生に深い悩みを抱えた方」だったのですが、

その横で永遠とエレクトロをかけて申し訳なかったなと思っています。

 

結局深夜2時程まで練習しましたが、寝れることもなく朝5時に起きて再びDJを回し続けました。

 

初の野外フェスでのDJ。想像の1/250だった 

そして野外フェスの当日を迎えます。

 

初の野外フェス。観客500人。盛り上がるパリピ。曲を止めてしまう自分。

様々な妄想が頭の中を駆け巡りましたが、やるっきゃないということで会場に向かいます。

 

めちゃくちゃでかい会場なんだろうと思いましたが、着いてみると

DJブースはかなり奥地に。

 

メインブースと違ってかなり離れている場所にあったので、流石にお客さんも想像以上には来なかったですね。

 

まぁ、結果からいうと僕の初舞台を見てくれた方は2人でしたね。

 

いや、嬉しいですよ。2人も見てくれて!

ただ想像の1/250だったのでびっくりしただけです。安心しましたけど。

 

てな感じで、DJ初舞台は2人のお客さんに見てもらうことができました。

めでたしめでたし。

 

Macbook airが熱暴走し、音楽が止まる

と思いきや、途中で音がブツブツに。

 

そう、この日は猛暑日だったんのです。

 

38度くらいある猛暑日の12時ですよ?

そりゃあもう機材があっちんちんになっていましたね(名古屋弁)

そりゃあもう、ちんちんでちんちんで(熱いという意味)

 

その結果、Macbookが熱暴走して音楽が止まりました。

流石にMacbookも名古屋の暑さには耐えきれなかったようです。

とくにMacbook airだとPC自体薄すぎるので、熱に弱いのだとか…。

 

残念ながら15分ほどの演奏で、ぼくの初のDJフェスは幕を閉じました。

 

DJを通して音楽仲間ができたよ

その後は、他のDJさんのプレイを見たり、来てくれたお客さんと話をしていました。

 

DJやっている人って結構イケイケというかチャラチャラというか

結構コワモテの方が多かったのですが、音楽が好きという部分は共通でして、

音楽ジャンルの話などはかなり盛り上がりました。

 

なんか音楽がきっかけで繋がれるのっていいなーと再確認した1日でしたね。

僕自身フェスとかクラブとかあんまり行かないタイプの人間ですが、

こりゃフェス好きの人間もたくさんいるわけだなと納得しましたね。

 

フェス側で参加するのもいいですが、DJ側をやるのも結構楽しいと思うので、音楽好きな人なら軽ーく始めてみるのをお勧めします。

 

今では、iPhoneで600円でDJができる世の中ですからね!

 

kojirasetencho.com

 

Young DJ @ work 1

 

結局DJは楽しいので、今後もちょくちょくやります。

今回は、結構ギリギリにDJをやる事になりましたが、何とかなってよかったですw

 

自分の好きなように曲を組み合わせられるのが楽しいし、現場で音楽仲間ができるのもメリットの一つだと思うので、今後もちょくちょくDJは趣味でやっていきたいと思ってます。

 

一応名古屋市で体験型カフェをやっているのですが、お店でも適当に練習がてら流そうかなーとも思います。

 

 DJ機材も置いておくので、触ってみたい方はぜひ遊びに来てみてください。

 

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