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【バイク歴3年が語る!】原付二種か中型バイクどっちに乗ればいい?

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普通二輪免許は取ってあるけど、原付二種と中型バイクで悩むなぁ。

経済的に良いのは原付二種だけど、中型バイクもかっこいいし…。

とりあえず双方のメリットデメリットをみて総合的に判断したいです!

そんな悩みに答えていきます。

結論から言いますと、乗りたいバイクに乗るのが一番いいのですが、

維持費や車検など金銭面のことを考えると中々判断することが難しいですよね。

僕自身中型バイク(250ccアメリカン)と原付二種バイク(125ccスクーター)などバイクを3年間乗ってきたので、お互いの良さや悪さは多少なりとも判断できる自信があります。

バイク自体安くない買い物ですし、少しでも判断材料が多い方が後々後悔なく

バイク生活を楽しめるかと思います。

ということで、今回は原付二種バイクと中型バイクのどちらに乗ろうか迷っている人に対して、双方のメリット・デメリットを書いていきたいと思います。

バイクに乗ることが初めての初心者は原付二種がオススメ

スイマセン。本題に入る前に、私の主観で一つ大事なことを書いていきたいと思います。

好きなバイクに乗ることが一番だと言いましたが、バイクに乗ったことが無い初心者の方には原付二種バイクを勧めます。

というのも、私が乗っていたバイクはエリミネーター250Vという大きめのアメリカンだったのですが、取り回しや操作感覚の難しさで恥ずかしながら2回ほど自損事故(単独事故)を起こしてしまったんですよ。

それもそのはず、このアメリカンより前に乗ったバイクは一時的に友達に借りていた原付1台のみ。

教習所に行ってしっかり乗り方を学ぶとはいえ、教習所で乗ったバイクと違うバイクを購入すれば、扱い方も取り回しも全くといっていいほど違います。

そんな状態で、バイクにほとんど乗ったことが無い初心者が中型バイクに乗っても

仕様の違いにあたふたしやすい。

なので、可能であれば原付二種でバイク自体に慣れてから中型バイクを購入することを私はおススメします。

買ってすぐのバイクで立ちごけや事故が起こってしまうことほど悲しいことはありませんからね…。

まずは、身の丈に合ったバイクに乗ることが大事です。

とはいえ、購入する方の自己判断でバイクは購入するものなので、

私の主観やこれから書きます原付二種・中型バイクのメリットデメリットを総合的に

考えて、自分に合ったバイクを選んでいただくのが一番でしょう。

  • 初心者はこだわりがなければ原付二種バイクがオススメ
  • メリットデメリットで総合的に判断しよう

原付二種バイク(51cc~125cc)のメリット

まず最初に原付二種バイクについてのメリットです。

原付二種のバイクはかなり多いです。

取り回しの楽さ(女性でも扱いやすい)

原付二種は取り回しが中型の車両に比べて段違いに楽です。

(取り回しとは扱いやすさのことです)

中型の車両は大きなエンジンを積んでいるので、必然的に車体自体も大きくなります。

そうすると、車体重量の重さがかなり大きくなるんですよね。

参考までに中型のエリミネーター(250cc)だと乾燥重量は180Kgほど。

コンパクトに収まる車体なので、とても運転がしやすく女性にもオススメできます。

維持費の安さ・燃費の良さ・修理代の安さなど経済的によい

中型に比べると燃費が良く、維持費や修理代などがかなり安いです。

例を出しますと、

  • クロスカブ(原付二種)=ℓ/40㎞走るものがある
  • 車検がない=車検代がかからない
  • 自賠責保険も他の排気量よりも安い
  • 場所を取らない=駐車場がいらない

など、小さなところでお金を節約することができるので中型バイクと比べると

かなり経済的です。

これは原付二種の1番の魅力と言っていいでしょう。

さらに、原付二種にはファミリー特約バイクというものがあります。

どのようなものかと簡単に書きますと、

  • 保険料が安い
  • 125cc以下のバイクなら何台でも加入OK
  • 借りたバイクで事故を起こしても補償可能(125cc以下)

と言うもの。

原則として、

1.バイクを運転する人、または同居家族の誰かが任意の自動車保険に加入している

2.バイクが125cc以下である

を満たせば加入することができます。

中型バイクだと1台につき保険をかけなければいけないのですが、

このファミリー特約バイクを使えば、保険料を安くすることができます。

どれだけ125cc以下のバイクを所有しても、ファミリー特約バイク一つで

賄うことができてしまうんですね。

家族の中でバイクに乗る人が多いのであれば、バイク1台に保険をかけて

乗る人達で保険料を割れば、さらに安くすることができます。

以上のことから経済的に考えると、原付二種のコスパはかなりいいことがわかると思います。

通常の原付でのやっかいな規則が無い(2段階右折や30キロ制限など)

普通の原付(50ccまでのもの)だと、厄介な規則が多々あります。

  • 30キロ速度制限
  • 2段階右折
  • 二人乗りができない

など。

そういった原付特有のやっかいな規則が原付二種では全て無くなります。

まれに125cc以下のバイクが通れない自動車専用道路などはありますが、

一般道を走るのであれば、全く問題ないです。

125ccのバイクであれば、60㎞/h が軽々出せるので、

交通の流れに乗ることができますし、かなり便利ですよ。

原付二種バイク(51cc~125cc)のメリット

  • 取り回しの楽さ
  • 維持費の安さ、燃費の高さ
  • ファミリー特約バイクが安い
  • 通常の原付の規則がない

原付二種バイク(51cc~125cc)のデメリット

反対に原付二種バイクのデメリットです。

種類の少なさや見た目の悪さ

原付二種までのバイクから乗るものを選ぶとなると、正直言って種類が少ないですし、

見た目がそれほどかっこよくありません…。

バイクを出す側も、125cc以下は街乗り用。250cc以上はバイク好きな人用に作っていると思うので、デザインではかなり負けてしまいますね。

ロングツーリングには向いていない

原付二種だと高速に乗れない&パワー不足なのでツーリングなどには向かないです。

積載量も中型バイクと比べるとやはり劣ってしまうので、ロングツーリングに頻繁に行きたい方であれば、原付二種は避けたほうがいいと言えるでしょう。

と言っても、県内を運転したり近場に遊びに行くくらいの距離であれば

ちょうどいいと思います。

原付二種バイク(51cc~125cc)のデメリット

  • バイクの種類の少なさや見た目の悪さ
  • ロングツーリングに向いていない

中型バイク(250cc~400cc)のメリット

続いて、中型バイクのメリットについてです。

乗れる種類が多いし、見栄えがかっこいい

何よりも乗れる種類が多いし、見栄えがかなりかっこいいです。

中型バイクの中から選ぶとなると、

  • ネイキッドタイプ
  • アメリカンタイプ
  • オフロードタイプ

など。

スポーティーに走りたいのならネイキッドですし、存在感を示して堂々と走りたいならアメリカン。林道などをスタイリッシュに走り抜けるのならオフロードと、

目的に合ったバイクを選ぶことができるので選択の幅がグンと広がります。

自分がどうやって走りたいかのタイプで車種を選べることは利点ですね!

ロングツーリングに向いている

そして、中型バイク以上になると馬力も十分。ロングツーリングもしやすいです。

積載量もかなり多いので、泊まり込みでキャンプツーリングなどにも行くことができますよ。

主観ですが、中型バイクに乗っているとバイク同士のヤエー(バイカーの挨拶)も返してもらえやすくなりますし、休憩中のPAなどでも同じバイク乗り同士交流を深めたりすることもできます。

中型バイク以上に乗っている人は、本当にバイクが好きな人が多いので、

バイク話に花を咲かせることもできますよ!

(もちろん原付マニアの方でもバイク乗りとして仲良くなれます)

中型バイク(250cc~400cc)のメリット

  • バイクの種類が多く、目的にあったバイクを選びやすい
  • ロングツーリングに向いている

中型バイク(250cc~400cc)のデメリット

続いては、中型バイクに乗るときのデメリットについてです。

維持費も安くない(任意保険や車検(400cc))

逆に言えば、中型だと原付二種でかかる維持費が少しずつ上がって行きます。

  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • ガソリン代

など、排気量が上がるほど維持費は上がっていきます。

保健に関しては、先ほどのファミリー特約バイクなどの安い保険なども無いので、

少々価格が高くなるのがネックですね。

また400ccの場合だと車検があります。

車検があるのとないのでは、バイク時代の維持費が大きく変わってくので、

経済的に考えるのであれば、250cc以下にしたほうが良いでしょう。

中型バイク(250cc~400cc)のデメリット

  • 維持費が高い
Cup of Life

経済的な面や、乗るシチュエーションによってバイクを選びましょう

いかがだったでしょうか。今回は原付二種か中型バイクどちらに乗りたいかの

参考になるように、双方のメリット・デメリットについて書いてみました。

色々と書いてきましたが、自分が乗りたいバイクのシチュエーションや金銭的な面を考慮して総合的に判断してバイクを購入しましょう。

バイクの購入は、かなり大きい買い物になるのでこれをきにゆっくり考えてみるのもいいでしょう。

今回の記事が参考になりましたらぜひシェアなどよろしくお願いします。